地図と住所

家の工事が進んでくると

「そろそろ引越しの事を考えないと!」

と楽しい話が出てきます。

ここで建築豆知識。

”あなたの家には、番号がふたつあるんですよ。”

というと、え?
となります(笑)。

実は
土地についた番号 地番といいます。 と
建物についた番号 住居表示といいます。
※こっちがいわゆる住所です。

のふたつがあるんです。

でもって

土地の番号を明記した地図 公図と
建物の番号を明記した地図 住居地図

のふたつの地図があるんです。

ややこしいでしょ。

これは
日本の面積は今も昔も変わりません。
でも同じ田んぼ100坪でも

おじいさんが死んで
息子と娘が半分ずつ相続して
息子は半分の50坪に家を建てて
娘は嫁いだからそのままの空き地で
その娘が死んだ時にその子供が
もういらないって隣の人に売って
売った50坪とその隣地の80坪を足した
130坪の土地にアパートを建てた

なんて歴史が長くなれば
個人の土地も
増えたり減ったり
形も変わります。

だから

土地の地図 が必要なんですねー。

そして、その土地に対して
建っている建物にも
都度番号がないと困るので

ふたつ存在するんです。

〇〇町3丁目25-3 という住所でも
土地の地番は
〇〇町3丁目105番 と全然違う事も
あるんですよ〜。

写真の青い地図が 公図
白いコピーが 住居地図

いやあ 建築って 奥が深いですね〜(^o^)

※ちなみにモデルハウスもふたつ存在。

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